メールの添付ファイルが開けない

Outlook Express 6、ノートン・インターネットセキュリティ 2002を使っています。ウイルス対策ソフトの影響なのか、添付ファイルが開けないのですが、どう設定すれば良いのでしょうか?

メールの添付ファイルが開けないのは、ウイルス対策ソフトの影響ではありません。ウイルス対策ソフトは、メールの受信時や、添付ファイルを開くときにウイルスチェックを行いますが、添付ファイルを開けなくするわけではありません。Outlook Express(以下OE)で設定を変更すれば開けるようになります。

 OEで「ツール」メニューの「オプション」を選び、「セキュリティ」タブを開きます。ここで「ウイルスの可能性がある添付ファイルを保存したり開いたりしない」のチェックを外せば、添付ファイルが開けるようになります(下図)。

 最近のウイルスは、添付ファイルを開くことによって感染してしまう場合がほとんどです。このため、むやみに添付ファイルを開かないように、このような機能が用意されています。ウイルス対策ソフトで、メールの添付ファイルを常にチェックする設定にしているなら、下図の設定でもいいでしょう。ただし、ウイルス対策ソフトを常に最新の状態に保つことを忘れないようにしましょう。

 また、Internet Explorer 5.01(以下IE)、同5.5を使っている場合、サービスパック2を適用していないと、添付ファイルが自動的に開かれてしまうことがあるので注意が必要です。IEの「ヘルプ」メニューで「バージョン情報」を選び、ここに「SP2」という文字がなければマイクロソフトのWebサイト(http://www.microsoft.com/japan/technet/treeview/default.asp?url=/JAPAN/technet/security/bulletin/ms01-020.asp)から対策ソフトを入手して下さい。







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