ファイルを読み取り専用にするとどうなる?

WordやExcelを使っていると時々目にするファイルの「読み取り専用」とはどのような意味があるのでしょうか。またどのような場合に設定するのでしょうか。

一般の文書ファイルは簡単に書き換えたり、更新ができます。例えば、ネットワーク上の共有サーバーやフォルダーに保存されたファイルは、そのサーバーやフォルダーへのアクセス権を持つユーザーが変更・保存できます。しかし、ファイルの内容を変更してほしくない場合もあるでしょう。そんなときにファイルを「読み取り専用」に設定すれば、属性を変えない限り内容の変更ができなくなります。「読み取り専用」の設定をするには、対象ファイルのアイコンを右クリックして「プロパティ」を表示させ、「全般」タブにある属性の「読み取り専用」にチェックを付けます。

 しかし、ファイル属性はほかのユーザーも変更できるため、ファイルのセキュリティを守る役には立ちません。アプリケーションによってはファイルの無断変更・無断閲覧を防ぐためのパスワード設定ができます。Word 2002の場合、下図のように読み取りと書き込みに対応した2種類のパスワードを設定できます。両方にパスワードを設定すると、ファイルを開くときには読み取りパスワードが、ファイルに変更を加えるためには書き込みパスワードが必要になります。


ファイルの「プロパティ」から、「全般」タブを選択してダイアログボックス下部の「読み取り専用」チェックボックスをオンにする

ファイルを開き、「ツール」メニューから「オプション」を選び、「セキュリティ」タブをクリック。パスワードを入力する

「読み取りパスワード」を設定したファイルを開こうとするとパスワードを要求される





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