米国製DVDビデオは再生できますか

DVDビデオが再生できるノートパソコンを米国に持っていきたいのですが、問題なく使えますか? 家庭用DVDプレーヤーのように、パソコンも地域コード制限があるのでしょうか。

パソコンのDVD-ROMドライブでDVDビデオを再生する場合も、家庭用DVDプレーヤーと同様、地域(リージョナル)コードで制限されています。米国の地域コードは「1」、日本は「2」です。日本で購入できるパソコンのDVD-ROMドライブは「2」に設定されており、そのままでは地域コード「1」の米国製DVDビデオを再生できません。

 そこで、DVD-ROMドライブの地域コードを「1」に変更する必要があります。DVD再生ソフト「WinDVD」には地域コードを変更するメニューがあります。DVD再生ソフトによってはWindowsで変更するケースもあります。Windows XPではドライブのプロパティにある「デバイス マネージャ」で地域コードを設定できます。

 ただし、地域コードの変更は要注意です。まず、日本での動作のみを保証しているNECや富士通、ソニーなどは、そもそもDVD再生ソフトの地域コード変更機能を使えなくしています。実際に地域コードが変更できるのは、世界保証している東芝などの一部機種だけです。また、変更回数は最大5回までです。出荷時にメーカーがいったん設定しているため、実際にユーザーが自分で変更できるのは4回となります。変更するとドライブのファームウエアを書き換えるため、回数を超えると、OSをリカバリーしたり、ドライブをほかのパソコンにつないでも変更できなくなります。

●地域コード変更で米国製DVDに対応
DVD再生ソフト「WinDVD」では「プロパティ」ダイアログボックスで地域コードを設定できる。ただし、ユーザーは4回までしか変更できない





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