サウンドボードの交換でCD-Rの音が良くなる?

日経CLICKのCD-R特集を読んで、音楽CDを焼いています。そこで質問ですが、パソコンのサウンドボードを交換したら、音質はよくなりますか?

音楽CDからサウンドデータを、シリコンオーディオプレーヤーで再生できるMP3などのファイル形式に変換する場合のことであれば、音楽CDに記録されているCDDA(CD Digital Audio)データを直接別のデジタルオーディオ形式に変換するのが一般的な方法です。そしてこの場合はサウンドボードが介在することはありません。したがって、サウンドボードがどのようなものであっても、変換結果のデジタルオーディオデータには影響がありません。

 CDDAデジタルデータを何らかの理由で直接変換できない場合は、サウンドボードのデジタル/アナログ変換回路(D/Aコンバーター)を経由してアナログデータになったものをまたデジタルデータに変換します。この場合はサウンドボードの機能/性能が、変換されたデジタルオーディオデータの音質に影響してきます。もちろん、高級なサウンドボードのほうがアナログ回路やD/A変換回路などのクオリティーが高いので、それだけデジタルオーディオデータに変換されたときも高音質が期待できることになります。また、音質劣化の原因となるノイズへの対策もしっかりされているものが多いようです。

 もちろん、マイク、ライン端子などからアナログオーディオ入力されたサウンドを変換する場合も同様のことがいえます。このように、サウンドボードがCD-Rの音質に関係するのは特定の場合だけですが、日経CLICK7月号号の特集5では音質改善テクを紹介していますのでご覧ください。


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